引用した言葉について感じたことを、少しずつ書いていきます。
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支配したり服従したりしないで、
それでいて何者かで在り得る人間だけが、

本当に幸福であり、偉大なのだ。

ゲーテ

支配する人は、心の中に大きな穴があいている。それを埋めるために一生懸命人を求めている。でも、素直に「寂しいよ」と言えない。その代わりに人を縛ろうとする。社会的立場で、利害関係で、人の弱みを握ることで。

服従する人は、心の中に大きな穴があいている。それを埋めるために一生懸命人を求めている。でも、自分に自信がない。誰かに追随することで守ってもらおうとする。卑屈になり、被害者になり、罪悪感を相手に与えることで。

自分の穴は自分で埋めよう。
2001.8.24

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ひとを愛するということは、
自分を愛するということから始めなくてはならないのだ。

高見順「胸より胸に」(昭和25年)

自分を愛するということは、自分を受け入れること。弱さや醜さもひっくるめて、ありのままの自分でいられること。自分の弱さや醜さを嫌っている気持ちだって、受け入れてあげること。寂しさや切なさで胸がいっぱいになっているときも、つっぱって誰かを傷つけて落ち込んでいるときも。

そういう人は、人に同じものを見つけても、優しい。目をそむけずに、ただ、そばにいることができる。
2001.8.23

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I am OK. You are OK
エリック・バーン(心理学者) 


人はだれでもOKである、これは「交流分析」という心理療法の前提になっている。つまり、あなたも私も共に人間として価値があり,重要で,尊厳があるということ。私は自分を自分として,あなたをあなたとして受け入れる。これは行動というより存在そのものを指す。あなたのすることを,私が好きではなかったり,受け入れないことが時々あるかもしれない。しかし私は常に,あなたがあなたであることを受け入れる。あなたの行動がOKでないとしても,あなたの人間としての存在は,私にとってOKなのだ。(資料:深沢道子監訳 「TA TODAY」 実務教育出版)。

私はさらに「I am not OK, You are not OK. It’s OK」というフレーズをどこかで読んだことがある。欠点だらけなのはお互い様。そんな人を受け入れにくいのもお互い様。それでもOK.

(2001.8.22)

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いただいて足りて一人の箸をおく
種田山頭火

あなたは一人でもおいしく食事ができますか?

テレビを見ながら、本を読みながら、黙々と、いったパターンが多いだろう。私は一人切りの食事は余り苦にならない。毎日同じ人たちと顔をつき合わせて働いていたときには、食事時ぐらい一人になりたいと思うタイプだった。ひとりでレストランに入るのも平気だ。

イタリアのレストランで、ひとり悠々とコース料理を食べている人を見たことがある。しゃれたスーツを着こなしたビジネスマン風だった。ワインをあけ、デザートも美味しそうに食べていた。夕刻、カップルやグループ客でにぎわうレストランでは少し目立っていたけれど、かっこ良かった。

一人の食事というのは何となく味気なさがつきまとう。でもその大半は、「一人で食事をしていると孤独な人間だと思われる」という不安から発生するのではないだろうか。自分を誰も知らないところならまだしも、社員食堂や学生食堂で一人食事するのは勇気が要りそうだ。グループごとのテーブルが暗黙のうちに決まっていたりする。見えない縄張りが張り巡らされているみたい。孤独だと思われるのがイヤで、食事仲間をつくっている人は案外多い。

一人で食事したいとき、食事をせざるを得ないとき、というのは誰にでもある。おしゃべりの代わりに窓の外の風景をながめたり、友達へ短い手紙を書いたり。ただぼーっとしていてもいい。時にはそんな風に一人の食事を楽しめたら、ランチタイムも風通しがよくなるだろう。
2001.8.18

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